ブラック企業を辞めたい

ブラック企業からは早めに逃げ出しましょう。

いくつか転職を繰り返してきた私ですが、その経験から、ひとつだけ言えることがあります。

 

それは企業というものは、会社というものは大なり小なり全てブラック企業だと言うことです。

ただ程度の差があるだけです。

 

真っ黒ブラックと少しだけブラックとブチブチまだらブラックくらいの違いしかありません。

 

ここで私が経験したブラック企業の話をひとつ。。。。

 

 

私が、まだ20代の時です。新卒で入った会社を辞めて失業保険も切れかけそうな時に、ある会社への就職が決まりました。

 

最初の1ヶ月は入社前に聞いていた勤務条件とほぼ同じでした。

 

 

問題は2か月目に異動になってからです。

 

異動先の営業所は、それはもう無茶苦茶でした。最初の営業所と比べた時に、これが同じ会社かと思うくらいの違いがありました。

 

 

休日についても、忙しいことを理由に全く取れないのです。

 

 

極めつけの異常は直属の上司でした。

 

 

ある宗教にハマっていて会社の売上金や商品を横領していたのです。

 

パクッた銭は自分の生活費、ならびに「お布施」に使用します。そして毎月1回、県外にある教団本部へのお参りのための交通費に使われました。

 

ちなみに、この教団本部のある場所は、具体的な地名は伏せますが、新幹線で約4時間、交通費が片道1万4千円ほど。飛行機で1時間少し、片道3万円弱の交通費がかかる場所にあります。

 

 

この人物は、毎月、欠かさずお参りに行っていました。往復の交通費だけでも毎月になると結構な出費です。給料だけでは足りないので会社の売り上げに手をつけていました。

 

 

また、毎週水曜日には地元で、この宗教団体の集まりがあり、水曜日になると私に仕事を押し付けて、自分だけ先に帰るのです。

 

(後で判明したのですが、宗教のことが原因で、この人物は奥さんと離婚していたそうです。この人の性格を考えると宗教だけではないような気もしますが)

 

 

とにかく無茶苦茶な職場でした。こんな職場で働きながら、私にはひとつの疑問が浮かんできました。「果たして社長は、この現実を把握しているのか?知っているのであろうかということです。

 

 

そこで入社3ヶ月の試用期間が終わった後、意を決して社長のところに直接、事情を説明しに行ったのです。

 

 

そこで、驚いたのは社長は、この事態を知りながら、この人物に営業所の責任者をやらせていたのです。

 

社長、曰く、
「ヒト、モノ、カネの経営資源は限られていて、、、、云々」

 

結論から言うと、私の上司には、これまで同様、会社の売り上げを横領しているにも関わらず、営業所の責任者をやらせるということでした。つまり、横領してもお咎めなしということです。

 

「彼にも良いところはあるんだ。私は人の良いところを見て人を使うのだ」と逆に私が諌められてしまいました。

 

 

まともな会社で横領を内部告発した方が貶められるということがあって良いものでしょうか?

 

 

当然のことながら、私は転職を考えました。

 

 

しかしながら、それまで無職の時間が長かったので貯金は底をついています。働きながら次の職場を探すしかありません。

 

ところが休日については無茶苦茶なのでハローワークに行く時間がありません。頼れるのは新聞の求人広告くらいです。

 

 

当時、私はインターネットを使用していませんでした。(パソコンは高くて買えなかった)またウェブ上の転職サイトなどというものも、あの頃は、ほとんど無かったように記憶しています。

 

しかし、今はウェブで求職活動が出来るのです。良い時代ですね。

 

 

 

その後ですが、私が退職した後、その会社は負債総額5億5千万円で倒産しました。

 

私は、この事実をクルマを運転しながら聞いていたラジオで知りました。またテレビのニュースでも取り上げられていました。

 

これを聞いた時、「あー、やっぱり、当然の結末」と思いました。

 

沈みゆく泥船から逃げ出すには早い方が良いですよ。この会社に在籍したことで、私の人生は、だいぶ磨り減ったような気がします。軽くPTSDになったかもしれません。

 

他にも、ここでは書けないようなおかしなことも、たくさんありました。

 

 

⇒あなたが、転職出来ない理由