異動辞令 拒否 転職

異動辞令 通告 体験記

残業時間中に仕事をしていると、

 

「職長が呼んでる。話があるって言ってるから来てもらえる」

 

私の職場では珍しい有名大学(関西六大学のうちのひとつ)を卒業した私の上司が、嫌な感じの薄ら笑いを浮かべて言って来た。
私の職場では、高卒が多く大卒は少ない。

 

この上司とはハッキリ言ってウマが合わない。

 

上司もそう思っているだろう。お互い、口には出さないが。

 

促されて事務所に入ると職長と係長が椅子に腰かけていた。
私にも座るように促す。
係長が書類の束のようなものをめくりながら言った。

 

「えー、この度ですね。職務上の再編成、新入社員の配置も含めまして検討した結果、アナタは来月1日付けで別の職場に人事異動ということになりました。

 

つまり実質的な左遷、降格である。

 

 

職長は係長の横でニヤニヤ笑っている。

 

ザマアミロとでも言いたげな表情である。

 

思えば、この職長と上司は最初に仕事を始めてから、ずっとソリが合わなかった。他の人間が失敗しても、お咎めなしだったが、私が失敗したときだけ厳しく叱責された。



 

仕事を干されていたときもあった。

 

そして、この人事異動の結果である。

 

辞令を出している係長は、しばらく前に北関東から転勤で来たばかりなので事情は何も知らないはずである。この時、初めて係長と喋った。

 

私の上司二人に言いくるめられたのであろう。

 

部屋を出た後、顔見知りの同僚、後輩に事情を説明して、今までの礼を言う。

 

サラリーマンなら分かると思うが、通常、よほどのことが無い限り、こうした異動の辞令は断ることが出来ない。

 

人事異動の辞令は断ることが出来ない。

 

イヤなら辞めるしかないのだ。

 

⇒転職しようか?

 

家族にも、このことはまだ話していない。